プラスチックモデルキット
実船について
第二次大戦の日本海軍が開発した水陸両用車両の一つが日本海軍の特四式内火艇「カツ」です。
前線への物資補給、運搬を主な目的として開発されました。全長11m、幅3.3mの車体は履帯を装備し、空冷ディーゼルエンジンを搭載。車体自体が浮力を持つ設計で、自力で水上を航行したのち、上陸して走行することが可能でした。
乗員は5名、4トンの積載能力を持ち、兵士や物資を輸送することが想定されていたのです。
制式採用されたのは1944年。終戦までに18両が生産されたといわれています。1944年の4月から5月にかけて特四式内火艇「カツ」は環礁に囲まれたマーシャル泊地のアメリカ海軍艦船に対して、潜水艦で沖合まで接近したのち魚雷を搭載して海上から環礁に上陸、これを乗り越えて湾内に侵攻、雷撃するという奇襲作戦、「竜巻作戦」も検討されました。
キットについて
モデルは第二次大戦中に日本海軍が開発した水陸両用車、特四式内火艇「カツ」に魚雷を搭載した「竜巻作戦」状態を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
独特な形状、メカニズムを正確に再現して高い評価を集めた通常タイプの「カツ」のキットをベースに、魚雷などの装備を追加しています。
装備されている45cm魚雷は新金型でシャープに再現。
スクリューなどのディテールも見逃せません。
もちろん、魚雷を装着するブラケットパーツもデッキにしっかりとモデル化。
さらに、デッキ上に装備された機関銃も新規パーツで用意しました。通常タイプですでにおなじみのデッキのディテールがさらに引き立ちます。
船体、車体下部パーツはスライド金型を使った一体成型でその形を正確に再現。履帯にはベルト式のDSトラックが採用されています。
仕上がり全長約30cmになるモデルは魚雷装備で迫力もいっそうです
主な特徴
第二次大戦中に日本海軍が開発した水陸両用車、特四式内火艇「カツ」に魚雷を搭載した 「竜巻作戦」状態を1/35スケールで再現
45cm魚雷を新金型でシャープに再現
スクリューなどのディテールも詳細にモデル化
魚雷を装着するブラケットパーツもデッキにしっかりとモデル化
デッキ上に装備された機関銃も新規パーツで用意
車体下部パーツはスライド金型を使った一体成型でその形を正確に再現
履帯にはベルト式のDSトラックを