高射砲をベースに開発された51.6口径85mm対戦車砲、D-5Sを搭載したソビエトの駆逐戦車がSU-85です。
独ソ戦が始まってドイツ軍機甲師団の力に苦戦を強いられたソビエト軍が対抗するために1943年初頭から開発をスタート。
傑作戦車として知られるT-34の車体を使用し、傾斜装甲を持つ固定戦闘室を構築。
D-5S戦車砲を装備しました。
1943年1月の戦闘で鹵獲したドイツのティーガーIに危機感を持ったソビエト軍は開発を急ぎ、1943年の夏には戦線に投入。
強力な85mm砲の威力とT-34から引き継いだ走行性なども加わり、ソビエト反撃の力となったのです。
1944年9月前生産が続けられたSU-85は途中で車長用キューポラを装備するなど、改良が施された後期型が登場。
SU-85Mと呼ばれます。
ソビエト軍の各車両とともに終戦まで活躍。
戦後も東欧諸国で長く運用されました。
モデルについて
モデルは第二次大戦のソビエト軍駆逐戦車、SU-85を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
後期型のSU-85Mをモデル化しています。
T-34の車体をベースにした固定戦闘室のシャープなスタイルをリアルに再現。
戦闘室右側に装備されたキューポラももちろんしっかりモデル化されるほか、装甲板の質感や溶接跡、戦闘室天面やエンジンデッキなどのディテール表現も見逃せない仕上がりです。
主砲、85mm戦車砲の砲塔や防盾などもその威力や力強さが伝わります。
優れた走行性を生み出す足回りもメカニカル。
組み立て式のマジックトラックを採用してリアリティも十分です。
さらに、このキットではボーナスパーツとしてソビエト軍歩兵の装備品の数々をセット。
携帯シャベルや背嚢、水筒やポーチなど、6種類が用意されています。
車両のデコレーションや歩兵フィギュアと組み合わせての情景展開などに魅力のセットです。
主な特徴
第二次大戦のソビエト軍駆逐戦車、SU-85Mをモデル化
T-34の車体をベースにした固定戦闘室のシャープなスタイルをリアルに再現
戦闘室右側に装備されたキューポラももちろんしっかりモデル化
装甲板の質感や溶接跡、戦闘室天面やエンジンデッキなどのディテール表現も見逃せない仕上がり
優れた走行性を生み出す足回りもメカニカルに再現
履帯は組み立て式のマジックトラックを採用
ボーナスパーツとしてソビエト軍歩兵の装備品の数々をセット
携帯シャベルや背嚢、水筒やポーチなど、6種類を用意