プラスチックモデルキット
CODE:089195863874
【実車について】
第二次世界大戦初期、ヨーロッパ戦線におけるドイツ軍の機動力を活用した電撃戦の主力として活躍した戦車がIII号戦車でした。
1935年から開発がはじめられたIII号戦車は1937年に最初のタイプが完成。
主砲には3.7cm砲を搭載していましたが、戦闘が進むにつれ威力不足は否めず、最初の予定通り5cm砲の搭載が強く望まれました。そして1940年、5cm砲を搭載した最初のタイプとしてH型が登場。
さらに、威力の高い長砲身の60口径5cm砲、Kw.K39を搭載したのがL型です。
主砲に加えて装甲も主砲防盾と車体戦闘室前面に中空式増加装甲板が取り付けられるなど防御力にも優れ、III号戦車の中ではもっとも完成されたタイプといわれています。
1942年6月から12月にかけて約650両が生産され、各戦線で活躍したのです。
【キットについて】
III号戦車の後期型のひとつL型の後期生産型を再現しました。
履帯には雪上や泥濘地での機動性を高めるために幅を広くした履帯、ヴィンターケッテをセット。
組み立てやすさとリアリティを両立して好評をいただいているスマートキットのシリーズです。
各種タイプがモデル化され、揃っているIII号戦車のモデルですが、L型の後期生産型でますますラインアップが充実します。
加えてこのモデルでは特徴あるヴィンターケッテの履帯をセット。
冬の東部戦線の奥深くで活躍するIII号戦車の雄姿をリアルに再現します。
履帯は組み立て式で仕上がりのリアリティに定評あるマジックトラックを採用。ヴィンターケッテの履帯の形状も正確にモデル化しました。
スライド金型で形状もしっかりと再現された車体下部にサスペンション、アイドラーホイール、ドライブスプロケットも加わり足元を引き締めます。
もちろん、長砲身の主砲を装備した砲塔とコンパクトな車体形状のバランスはIII号戦車の中でもっとも完成されたタイプといわれるL型の魅力をその手で味わっていただけます。
防盾と戦闘室前面の中空式増加装甲も再現され、力強さも伝わってくる仕上がりです。
東部戦線の冬季情景の主役にモデラーのイマジネーションを広げるモデルです。
グリーンボックス初のIII号戦車L型
組み立てやすさとリアリティを両立したスマートキット
履帯はマジックトラックを使用して、ヴィンターケッテをリアルに再現
車体下部はスライド成形で細部までモデル化
防盾と戦闘室前面の中空式増加装甲も再現