第一次世界大戦で使われた18ポンド砲の後継として1935年に完成
した砲です。当初は18ポンド砲そのままで砲身も直径を削って25ポンド
砲弾に合うように改造しただけでしたが、専用の新型砲架が1939年に
完成し1940年から配備されました。新型砲架はそれまでより強化され
強装弾が発射でき仰角も多く取れるので射程も延びました。また専用の
ターンテーブルに乗せれば360度旋回も可能となっていました。また後期
にはマズルブレーキが取り付けられスーパーチャージで鉄鋼弾を撃つ
ことが出来、野砲としても対戦車砲としても各方面で活躍しました。